松岡茉優出演するコウノドリ
朝ドラでブレイクした女優の一人の中に、松岡茉優がいます。バラエティに出ている彼女は元気で明るくにぎやかな印象で、ドラマでもそういう役を演じることが多いです。
私が一番好きなのは、コウノドリに出演する松岡茉優です。コウノドリは、綾野剛演じるコウノトリ先生と、星野源演じる四宮先生が所属するペルソナ病院の産婦人科での日常をドラマにしたヒューマンドラマです。
ここで松岡茉優は産婦人科医を演じています。season1では研修医、season2では無事に産婦人科医となり、仕事をこなす姿が見られます。松岡茉優はドラマの中で、明るく元気な産婦人科医を演じているのですが、様々な壁に当たります。
私が一番印象に残っているのは、season2の同じ名前の女性を助けられなかった、第6話です。子どもが産まれるのは奇跡です。お腹の中で亡くなったり、生まれてきても病気があり長く生きられないこともあります。
第6話では、同じ名前・年齢のカエと出会う回です。その中で、松岡茉優演じる下屋は患者の手の異常に気づきますが、気のせいだと検査などはせずに病院を後にします。しかし、後に彼女は甲状腺クリーゼで命を落としてしまうのです。
この回での松岡茉優の表情、声は目を見張るものがありました。助けられなかった、見落としたふがいなさが前面に出ており、涙しました。そしてこれから成長していく、彼女の死を胸に頑張っていくという決意をした回でした。
どんどん演技が上手くなっていく松岡茉優をこれからも楽しみにしたいです。
松岡茉優 コウノドリ
女優の松岡茉優さんが、主要キャストの1人として出演した連続ドラマが『コウノドリ』です。
鈴ノ木ユウさんによる同題の漫画が原作となっており、産科医療をテーマとした迫真の人間ドラマとして高い評価を受けました。
連続ドラマ『コウノドリ』は、2015年10月16日~同年12月18日にかけて、TBS系列の金曜10時枠で全10話に渡って放送されました。また、好評により、2017年10月13日から第2シリーズの放送が開始されています。
ストーリーは、綾野剛さん演じる男性産科医・鴻鳥サクラがさまざまなケースと向き合うというもので、命の現場である産婦人科を舞台に、産科医療に関連するさまざまな現実や、それに関わる人々の想いなどが描かれています。
松岡さんが演じたのは、若手の医師である下屋カエ役です。経験未熟な彼女が切迫したシリアスなケースの中で、先輩医師たちの背中を見つつ、医師として成長していくさまも、ドラマの重要な要素となっていました。
共演者には、吉田羊さん、坂口健太郎さん、星野源さん、大森南朋さんなど、錚々たるメンバーがそろっています。
松岡さんの役に関連した印象的なシーンとしては、彼女の成長が見える最終話での迅速かつ的確な対応が挙げられます。