倉科カナの意外な一面が垣間見えるドラマ

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倉科カナと地獄少女の関係について

私が今まで見てきた女優で印象に残っている女優は倉科カナです。初めて倉科カナをテレビで見たのは深夜ドラマ地獄少女の中のワンエピソードです。

地獄少女の主演は岩田さゆりです。

地獄少女のあらすじは地獄通信というサイトで恨んでいる相手の名前を入力して、契約を交わすと地獄少女がやってきます。そして地獄少女が地獄通信にアクセスした人に黒いわら人形を渡します。このわら人形の紐を外すと、恨んでいる人を苦痛の状態にして地獄送りにするという内容です。

このドラマでお気に入りのシーンは第10話で倉科カナ演じる女性が中年の女性に恨まれて地獄送りにされるシーンです。地獄送りにされた倉科カナは必死の抵抗をしますが、最後に自分の死を痛感して悲鳴をあげます。

2000年代のドラマで女優が悲鳴をあげるシーンはあまり見なかったので、倉科カナの悲鳴のシーンはとても印象的でした。またこのドラマの有名なシーンは岩田さゆり演じる地獄少女が地獄送りにする人に向けて「いっぺん、死んでみる?」と囁く場面です。

女優が悲鳴をあげる場面はサスペンス系の映画の中でしか見れないというイメージがあったので、深夜の因果応報をテーマにしたドラマで女優の悲鳴を見れた事は記憶に残りました。

地獄少女は全体的に見ると、日常生活でのリアルな嫉妬や繊細な女の感情、人間関係のもつれが克明に描かれているような気がしました。このドラマのジャンルはホラーですが日頃から人を大切にしようという重いメッセージが込められていると思いました。”

倉科カナさんがフレッシュな魅力でヒロインを好演した「ウェルかめ」

“008年後期の朝ドラとして半年に渡り放送された「ウェルかめ」は、今ではドラマでヒロイン級キャストとして見かけることが多い倉科カナさんの女優としての原点ともいえる作品になったのではないでしょうか。

倉科さん演じる波美は四国徳島でお遍路宿を営む両親の元に生まれました。穏やかな人情で溢れる徳島を舞台に物語がスタートしました。

石黒賢さん演じる破天荒な父親と羽田美智子さん演じる穏やか母親と一見恵まれた環境にいる波美でしたが、本人には都会で編集者になりたいという夢があり四国を飛び出します。

けれど現実はなかなか厳しいものでした。時に涙を流しながら奮闘する姿は、彼女が憧れたウミガメのような力強さがあります。

その後波美は四国へと戻ることになるのですが、亀の生態により興味を持って一時期は海に潜ってウミガメ博物館のお手伝いをしました。

やはり「ウェルかめ」での魅力的な場面といえば倉科さん演じる波美が四国のきれいな海に潜るところです。

彼女の生き生きとした表情がとても素敵なシーンです。

最終的には海外へと波美は編集者として飛び立っていくのですが、仕事と家庭を両立しつつ夢に向かって走る姿は「ウェルかめ」というタイトル通り、様々な人と打ち解け合っていくひたむきさがありました。

フレッシュな魅力の倉科さんとマッチしていてよかったです。

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