新垣結衣の可愛さ満載のドラマで恋ダンスが大ブームに
新垣結衣が出演していた「逃げるは恥だが役に立つ」は2016年を代表するドラマでした。星野源や石田ゆり子、古田新太などが脇を堅め、主題歌の「恋」はミュージックビデオのダンスをドラマのエンディングで出演者が踊る「恋ダンス」が大ブームになったのも記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。
このドラマは、新垣結衣さん演じる森山みくりと、星野源さん演じる津崎平匡の恋愛コメディドラマです。ストーリーは突然リストラされた派遣社員の主人公が、父の知人の独身男性の家事代行の仕事をするところから始まります。
仕事に対して希望をなくしていたところに両親が田舎暮らしを始めることになり就職活動も先が見えなくなっていた焦りから、得意な家事を仕事とすることに活路を見いだそうと、その独身の家に住み込みで家事代行として働くことになります。
そうです。みくりは平匡に偽装結婚を提案し、平匡とみくりの共同生活が始まるのです。
プロの独身を自称する雇い主となる彼と、周囲には結婚を装っての共同生活が始まっていきます。真面目で不器用な二人が、周りの人に事実を隠しお互いにメリットのある雇用関係を維持するために、右往左往している姿が微笑ましく、温かい気持ちになったり、思わず共感したり、時には考えさせられたりもします。
途中、同僚の風見涼太やおばの土屋百合がきっかけで、みくりと平匡はお互いのことを想うようになっていきます。最後はハラハラしますが、純粋にお互いを思い合うとても良いドラマです。
二人の距離が縮まっていく仮定のもどかしさに、キュンとしたりする場面も多く、毎週楽しみにしていました。そういう人がたくさんいたようで、視聴率も最終回までずっと右肩上がりだったようです。
私のお気に入りのシーンは、家事代行の社員旅行帰り、電車でお互い切なくなりあと一駅で社員旅行が終わりというときにみくりと平匡の気持ちが一致しまさかの平匡からみくりにキスするというシーンです。
私はこのドラマのみくりのギャグみたいなシーンとかも大好きで、一話からずっと観ていたのですが、ゆりちゃんの天然さも、性別の壁を越える恋愛をする差別の無さもとても気に入っています。
どの回を何度観ても飽きません。人の優しさと純粋な恋愛と暖かさがつまったとてもいいドラマだとおもいます。
私はこのドラマの一生ファンで居たいと思います。そのくらい良いドラマでした。