上戸彩主演のドラマ「エースをねらえ!」の見どころ。
主人公岡ひろみ(上戸彩)は、高校の入学式の日、テニスコートで華麗に輝くお蝶夫人に魅了されて、テニス部に入部します。高校からテニスを始めたひろみは、部のなかでも初心者でしたが、新任でやってきた宗方コーチの指導もあってメキメキと上達してきます。
そしてテニスにのめりこんでいくなかで、数々の友人やライバル達と出会い、ひろみは成長していきます。 人気漫画、それもスポーツ漫画の実写ドラマ化ということで、CGなどの映像処理も含めて制作陣の気合いの入り方が伺えます。特に重要なテニスの試合のシーンも、違和感なく、また主演の上戸彩の演技も迫真です。
また、原作で個性的だったキャラクター達もキャスティングの巧さが光ります。キャラクター同士の些細な掛け合いも楽しんで見ることが出来ます。キャスト陣の熱演も含めて、非常に素晴らしい実写ドラマ化だと思います。
少し前のドラマですが、今見ても十分に楽しめます。上戸彩の若いころの演技を楽しめるのも今作の良いところです。キャスト陣の演技が光り、漫画やアニメのようにポップな作品です。純粋に主人公の頑張りを応援できる、また自然とポジティブな気持ちになれる老若男女にお勧めできるドラマです。
北川景子出演のドラマ「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」
音大を卒業したものの音楽の仕事が見つからないバイオリニスト白河莉子(北川景子)とフルーティスト、その頃同じように伸び悩んでいたバスケットボール選手上矢直樹(山下智久)と偶然会います。全く違う世界の音楽家とスポーツ選手。そして二人でお互いに悩みを相談しているうちにお互いのことが気になり始めます。
でも、二人の間に恋の障害が次々と訪れます。どんな障害があってもお互い「あなたの世界で一番目のファン」であることを支えに一緒に夢に向かって切磋琢磨していくドラマです。 白河莉子(北川景子)と友人の海老名麻衣(貫地谷しほり)は初めてバスケットボールの試合を見に行きます。
時々公園で練習をしていた上矢直樹の上手なシュートを見ていた莉子は試合で何度もシュートを外している直樹にまだ直樹の名前も知らないのに、試合中みんなの前で怒鳴り散らします。そしてなにか吹っ切れた直樹はその後きれいにシュートをします。
最終回、大きな決勝戦直樹は同じ状況に立たされます。そこに長い間会えていなかった莉子が登場し、一番のファンが来たのだから勝ちなさい!とそのあと打ったシュートはあたり最後はブザービートを決めます。ずっと会いたくて会えなかったけど、お互いがお互いを思って過ごしていた期間、成長した二人が出会う場面はとても魅力的です。
今の時代夢がある。好きなことを仕事にして生きている人は多くないと思います。でもその荒波の中、周りに反対される中二人だけは応援しあい励ましあいながらがんばりあう姿はとても勇気を貰いました。このドラマが努力すれば必ず報われる。と教えてくれました。