中谷美紀出演のドラマ「あなたには帰る家がある」のストーリー。
平穏に見える2組の夫婦を取り上げ、不満や不安を背景にいけない恋に落ちていく様子が描かれたドラマです。中谷美紀が不倫相手の木村多江の家に乗り込み、夫と別れるつもりはないことを伝えますが、木村多江に「ご飯もろくに作れず主婦としての務めも果たせてないのに、偉そうに言える立場なのか」と浮気された方にも原因があるとの内容を言われ、怒りがピークに達した中谷美紀。
「浮気された方にも原因が…あるわけないだろ!」とブチギレたシーン。その後「夫が妻や子どもの居ない生活が考えられないと言っていました」と言い捨てて部屋を出ていく所がカッコよくスカッとしました。
当初、中谷美紀が家事は苦手だが家族のために一生懸命なのに、職場や夫にも理解をされずに奮闘している様子に同じ主婦の立場として、共感や腹立たしさを感じていたが、徐々に理解を得られて認められているので嬉しく中谷美紀を応援したくなるようなドラマです。
中谷美紀の夫の不倫相手の木村多江が清楚で大人しそうに見えるがしたたかで本性を現し始めているところに腹立たしさを感じつつも、ハラハラドキドキする展開で楽しみにしています。容姿端麗な中谷美紀が非凡な主婦を演じ怒りをぶちまけている姿がかっこよくスッキリします。
菅野美穂さん出演のドラマ「君の手がささやいている。」の見どころ。
聴覚障害のある主人公が、恋愛、結婚、出産、そして子育てと、悩みながら、成長していく物語です。菅野美穂さんのパートナー役に武田真二さんが出演していました。 心にのこったシーンは、やはり母親と娘の「手話」の部分です。
ある日、小学生になった娘は、スーパーで母親と楽しく手話で会話をしながら買い物をしていました。それを、クラスメイトに見られてしまいました。とっさに、娘は恥ずかしいという思いにかられて、手話をやめてしまいました。思春期になり、手話を恥ずかしいと思うようになり、それを知った母親のつらさや、娘に対しての申し訳なさなど考えさせられるシーンがあります。
それを乗り越え、参観日の作文発表の日に、手話つきで作文を発表する娘の姿に感動します。 このドラマはシリーズ化されており、結婚までの物語から、出産、子育てと進んでいきます。同じ母親として、胸を打たれるようなシーンがたくさんあり、涙なしには見られません。ときに、周りの人たちの冷たい視線、そして、暖かいまなざしがあり、非常に考えさせられるドラマです。
特に、子供に対しての葛藤がよく描かれています。幼いながらに、一生懸命、手話を覚え、母親と話そうとする娘の姿や、娘の声を一生きくことができない母親のつらさ、それゆえ、言葉の行き違いで生まれる、娘との距離など、今、たくさんのひとに見てもらいたいドラマだと思います。