新垣結衣出演のドラマ「マイ・ボス マイ・ヒーロー」のあらすじ
長瀬智也演じる主人公の榊真喜夫が年齢と素性を偽って高校に編入することがそもそもの始まりです。実はやくざの組長の息子で27歳の真喜夫は小学生以下の学力なのですが、次期組長としてそれではだめだと組長である父親から高校卒業を命じられます。初めはすべての面で全く付いていけなかったものの、同級生との毎日の中で、恋も友情も勉強も楽しみながら、少しずつ成長していきます。
その恋の相手役となったのが新垣結衣演じる梅村ひかりで、暴力を極端に嫌うひかりと接するうちにやくざとしての自分をも見直していきます。手越祐也演じる桜小路との誤解の積み重ねが生んだ友情や、高校生活と帰宅後のやくざ生活とのギャップもコミカルに描き、大人気となったドラマでした。
最終的には敵対するやくざが学校に乱入し、守ろうとした真喜夫の正体がばれ、退学処分になってしまいますが、弟との跡目争いに勝利し、成長が認められ、組長を継承することができました。元同級生からも心づくしの卒業祝いをしてもらい、めでたいエンディング・・・と思いきや、別の高校に再編入シーンで終了しました。
個人的に大好きなのは、編入して黒板に真喜夫が自分の名前を書くシーンです。喜の字が書けず、土・口・土・口と繰り返して下まで書いてしまい、皆が唖然とします。今思い出しても笑えます。また、全員が体操着を着て、セント・アグネス学園の名物体操であるアグネス体操をするシーンも好きです。新垣結衣さんの制服姿、体操着姿もかわいらしく、見どころです。
限定品のプリンを巡っての仁義なき昼休みの戦いも、有名シーンでしょう。いかに教室からプリンまで1番に行き着けるか、手に汗握る場面でした。また、清純を絵に描いたような「梅村さん」と思うように話も出来ない真喜夫とが少しずつ距離を縮めていくのは見ていてドキドキしました。
キャスティングが今考えるととても贅沢でピッタリです。真喜夫のとんちんかんな心の声に毎回大笑いし、ドキドキし、楽しみました。韓国で映画化されたものが原作となっているようですが、日本版はそれを日本的な全く新しい娯楽作品に仕上げてくれました。大好きな宝物のようなドラマです。
新垣結衣主演の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の見どころ
派遣社員の森山みくりはある日契約解除を言い渡されてしまいます。新たな職場を探していたところ、父親の紹介である男性の元へ家事代行の仕事を行なうことになります。そこから雇用主との奇妙な関係が始まり、最初は仕事上だけの関係が徐々にパートナーとして意識し合うようになります。
初めはぎこちなかった二人が徐々に関係を深めていく中で、細かいシーンですが、星野源さん演じる津崎平匡が森山みくりの可愛さに悶絶するシーンがお気に入りです。他にもユニークなシーンがたくさんあり、温泉旅行に出かけた際にマムシドリンクを隠すためにあたふたする平匡は見ていて笑えました。
中には有名アニメやドラマのパロディも盛り込まれていて、元ネタに気づいた時のニヤニヤする感情はなかなか楽しいものです。終始、新垣結衣さんと星野源さんの可愛い演技を楽しめるドラマです。
最初は新垣結衣さんのファンだったので新垣さんを見るためだけのドラマかと思っていましたが、各キャラやストーリーも良く楽しいドラマでした。エンディングの恋ダンスも動画サイトで視聴者の方が踊った動画がたくさん投稿されるなど社会現象にもなりましたし、その年を代表するドラマになったのでは無いかと思います。