松岡茉優主演のドラマ「ウチの夫は仕事ができない」
小林司と小林沙也加は、結婚したばかりの仲良しの新婚夫婦。沙也加は、夫の司がイベント会社で働く仕事の出来る理想の夫と思っています。しかし、本当の司は、仕事ができない男で、職場でも厄介者扱いされていたのです。
ある日、偶然司が仕事ができない男ということを知ってしまった沙也加は、司を支えながら司が仕事ができる男になるよう応援します。沙也加の妊娠をきっかけに司も、公私ともにしっかりした男になるよう奮闘します。そのうち、誠実で心優しい司の仕事ぶりは徐々に社内でも認められるようになっていきます。
毎回、松岡茉優扮する小林沙也加の妄想シーンがあり、見どころになっています。なぜか、ミュージカル調で出演者が踊ったり歌ったりする妄想で、見ていてとても楽しいシーンでお気に入りです。錦戸亮扮する小林司のヘタレぶりが見たくて見始めたドラマですが、何と言っても新妻役の松岡茉優が魅力的なドラマでした。
ダメ夫をサポートしたいけど、時には弱音を吐いたり、夫に対する不満が爆発したり、新婚あるあるをとても上手に可愛く演じていました。また、歌がとても上手で、毎回のミュージカル調の妄想シーンはとても楽しみにしていました。司の人柄がだんだんと同僚や上司に認められ、活躍している様子はとても痛快でよかったです。 このドラマを見て松岡茉優さんのファンになりました。
松岡茉優が出演した大河ドラマ「真田丸」
真田丸というのは、真田幸村(真田信繁)を主人公にしたドラマです。そして話としては、真田幸村が参戦した重要な戦を軸に話が展開していきます。松岡茉優さんが演じたのは、真田幸村の正妻の役です。
この大河ドラマの脚本は、三谷幸喜さんが書いているので、松岡茉優さんは、普通の時代劇とは違うような演技もしていたように見えました。例えば、真田幸村に嫁ぐ前に父親の大谷吉継の親友である石田三成に、勘違いして恋心を抱いてしまうシーンがありました。そこでは、三谷幸喜さんらしいコメディーの話をうまく演じていたように思えます。
そして全体的には、真田幸村の正妻らしい上品さを出していて、かなり好感触がありました。松岡茉優さんは、とても可愛い女性として世の中に知られている感じでしたので、戦国時代を描いた大河ドラマに合うのか心配しましたが、それは杞憂だったようです。
真田丸は、歴代の大河ドラマの中でもかなり人気が出たように思えます。特に真田昌幸を演じた草刈正雄さんはかなり評価の高い演技をしていたように思えます。しかしこのドラマでは、多くの役者さんが良い演技をしているので、その点でも評価の高い作品です。松岡茉優さんは、真田幸村の正妻というかなり重要な役でしたが、十分、重要な役を演じきったように思えます。