ラブストーリーからシリアスドラマまで。石原さとみの演技力とは。

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石原さとみさん出演の失恋ショコラティエ

嵐の松本潤が演じるショコラティエの爽太は、石原さとみ演じる小悪魔女子の紗絵子を一途に追いかけ続けます。片思いをする中で、もがき苦しみ成長していくストーリーになっています。

紗絵子は結婚し人妻になっても爽太の気持ちに気づかないふりをしながら爽太の作るショコラを買いにきたり、デートをしよう!と弄びますが、紗絵子も「結婚する前だったら何か変わってたのかな・・」という切ない気持ちを持っており、二人の切ない駆け引きがみどころです。

有名なシーンは、爽太が携帯を忘れて取りに帰った際、紗絵子が携帯を持ちバスタオルを巻いた姿で「携帯はここだよ」と挑発するシーンだと思います。「紗絵子さんダメだよ」と言いながらも紗絵子の作戦に乗ってしまう颯太と紗絵子がとてもきれいに撮られています。とても素敵なシーンのひとつです。

爽太の片思いの苦しみやもどかしさが、自分の今までの恋愛の中でも思い当たることがあり、一緒に切ない気持ちになったり応援したりでき共感ができました。また、紗絵子はただの小悪魔なのではなく、愛され上手な人として可愛い人なので、ぶりっこキャラでもあまり嫌な感じがしないという人が多いのではないでしょうか。ラストもとても衝撃的で最後まで楽しめます!

ドラマ「アンナチュラル」での石原さとみの好演技とは。

舞台は事件性の高い遺体を解剖する法医学の世界です。法医学に対する世間の目や、法医学者の苦悩や重要性がよく表現されていました。登場人物一人一人にも背景や個性があり、回を進めていくうちに闇が明らかになっていきます。

米津玄師による主題歌「レモン」も、ドラマの雰囲気をとても高めていました。毎回、主役の石原さとみが必ず甘いものを口にしています。どんなことがあっても食べることが1番大切であるということを物語っています。悲しいことがあっても「なんで美味しいんだろう。」と笑うシーンがあります。

生きている実感は大それたものではなくて、ちゃんと食べられることにあるということがテーマだと思いました。とても骨のあるドラマでした。女子力よりも生命力を前面に出した石原さとみの演技。

それまでのドラマにはなかったような、予想外の結末に毎回先が読めませんでした。生きることや人の感情はきれいごとではないということを、上手に描いていたドラマだと思います。

基本的に一話完結なのですが、全話に通じる謎もあり、最終話に向けて紐解かれていきます。脇を固める俳優陣も素晴らしく、それぞれの仕事を全うするプロ意識が各々表現されていました。働くとは何か?生きるとは何か?ということまで考えさせられたドラマです。続編を期待します。

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