米倉涼子主演のドラマ「黒革の手帳」
米倉涼子が演じる主人公が、銀行の派遣社員として働きながら、銀座のクラブでホステスとしても働いていた。
ある日銀行の顧客の架空名義の口座を持つ顧客の口座からかねを横領し、その金を基に銀座にカルネをオープンさせる。銀行の不正な口座の情報を黒革の手帳に残し証拠として様々な場面で使いながら、銀行からの追求を逃れ、その客からさらに金を出させて、銀座の頂天を目指し奮闘するドラマ。
幼少時代にお金で、苦労した主人公がある種お金に復讐しているような描写が多々あり、痛快であり、ハラハラさせるところもありで最終話まで飽きずに観れたドラマだと思う。
主人公の米倉涼子がピンチに陥った時のアタフタしながらそれを乗り越える場面は、形は違えど、自分が壁にぶつかっている時のアタフタ感とリンクしてリアリテイーがあった。
最近の米倉涼子はドクターXのイメージが定着しているが、やはりミニスカートで流行りのファッションの女医さんにはリアリテイーが欠けるところがある様に感じる。その点本作品に米倉涼子は銀座のホステスからママ役が、ハマり役の様に私は思った。
この作品の前まではモデル色が抜けない女優さんに思えたが、本作品で女優米倉涼子が開花した様な気がしてなりません。
米倉涼子主演のドラマ「35歳の高校生」
当時はまっていたドラマの一つに米倉涼子さんの35歳の高校生があります。通常の学園モノとは違い、何と米倉さん演じる35歳の主人公が問題児を抱える高校のクラスに転入するところから物語は始まります。
これだけ聞くと無理がある設定と思われるかもしれません。私も初めはそう思いましたが、意外にもすんなりと溶け込んでいて制服姿にも違和感と痛さが感じないのは米倉涼子さんの綺麗さによるところだと思います。
内容も一話ずつ1人のクラスメイトと心を開いて仲良くなっていくので一話完結型で見やすいです。内容もとても面白く最終回まで目が離せませんでしたが、このドラマの出ている生徒役の俳優さんが今を活躍する方ばかりで豪華なのも楽しめるポイントです。
クラス一の問題児の菅田将暉をはじめ野村周平、山崎賢人、広瀬アリス、新川優愛、杉崎花、高杉真宙、上遠野太洸等これだけの今をときめく人が出ているお宝ドラマなのです。
キャストだけでも見る価値は充分にあると思います。生徒の闇を主人公の馬場ちゃんが飾らずに真正面からつっこんで、解決していく姿は今の子供達が求めているものなのかもしれません。嫌われることや傷つけられるのを恐れずに自分の意見を言える大人はカッコイイなと思いました。