綾瀬はるかさんを一躍有名にしたドラマ!?

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「干物女」を演じたホタルノヒカリの綾瀬はるか

オシャレなオフィスに勤める雨宮蛍(綾瀬はるか)。彼女の職場を舞台に繰り広げられる仕事や恋模様を描くドラマ「ホタルノヒカリ」のあらすじを見てみましょう。蛍はひょんなことから一軒家を借りることになったのですが、なんとそこは同じ職場の部長の実家でした。

一方その部長は妻と別居することになり、実家に身をよせようとしていたのでした。仕方なくお互い会社にはばれないようにルールを決めて同居することになった2人でしたが、几帳面な部長と大雑把な蛍。何から何まで合いません。しかも実は彼女はオフィスにいる姿からは想像できない「干物女」だったのです。

休日は縁側でジャージにTシャツ姿でごろーん。あぐらをかいてビールをぐびぐび、新聞を布団代わりにかけて昼寝、でも干物女子でも綾瀬はるかが演じているからかわいいんですよ、癒されるんですよ。

普段職場ではパリッと頑張っている彼女と自宅での干物女っぷりのギャップがこのドラマの最大の見どころです。それと、職場にいるステキ男子&女子の恋模様に、部長と蛍との関係の変化にも目が離せないです。2人が暮らすシンプルながら縁側に和室がある一軒家もセンスが良く仕上がっているので、チェックしてみてくださいね。

セカチューブーム!の『世界の中心で、愛をさけぶ』

覚えているでしょうか?一時期、セカチューブームが巻き起こった事を。原作は、片山恭一さんが書かれました「世界の中心で、愛をさけぶ」という小説で、映画にもなりましたがドラマ化もされた作品です。

出演者、この物語の主人公達を演じたのは山田孝之さんと綾瀬はるかさんです。

どちらの役者さんも今じゃとても有名ですが、その頃は山田孝之さんの方が有名でしたし、丁度そのヒロイン役を演じた辺りから綾瀬はるかさんが注目され始めたような気がします。

ストーリーは、現在と過去のどっちもで進んでいくもので、高校時代の恋物語・そして、それから17年間もの、愛あるからこその葛藤の話です。

主人公の朔太郎(サク・山田孝之)は過去と現在どちらにも登場しますが、ヒロインの亜紀(アキ・綾瀬はるか)は過去でしか登場しません。ちなみに、大人時代のサクを演じるのは緒形直人さんです。

どうして、亜紀が大人時代では登場をしないのかというと…、それはネタばれとなってしまいますが、亜紀は当時の不治の病でもある白血病で高校生の内に亡くなってしまうからです。

病気で恋人を亡くしてしまうストーリーのものは他にもありますが、このセカチューは見ててピュアな気持ちになれると言いますか、初々しさというのか、清いというのか、とても爽やかな印象だな、と感じます。

それは亜紀役を演じる綾瀬はるかさんの雰囲気がもたらすのかもしれませんが、つまり、映画で長澤まさみさんが演じた役がとても良かったにも関わらず、ドラマの綾瀬はるかさんの亜紀も、彼女が亜紀で良かった。彼女が亜紀だからこそ、って、とても似合っていて、失礼ですが、他の女優さんではこうはならなかったのかな?なんて思ったりもするのです。

それ位に、圧倒的ヒロインな亜紀が、綾瀬はるかさんとして画面の向こうに居たんです。

もちろん朔太郎役の山田孝之さんも良かったんですよ?この二人の組み合わせがとても良かったから、後の別な作品でも、この純愛ものとは違った残酷な純愛ものの作品でも共演を果たしたのでしょうか?そっちも私はとても印象に残っていますし、セカチューとセットで、心に残っている作品です。

そして、きっと役作りを励まれたのでしょうが、白血病に体が蝕まれていくにつれ病弱になっていく姿が言い方は変かもしれませんが、すごく似合うのです。

亜紀が亡くなってしまう前に、と二人で結婚式の写真を撮った時のウエディングドレス姿も可愛くて、美しくて、という思いになるのですが綾瀬はるかさんのやつれた(白血病で丸坊主となった姿)は、美しくて儚くて…こんな彼女なら、失ってからも忘れらるわけもないでしょうし、乗り越えるための葛藤も、うん、そうだよな…と共感してしまいます。

そして、毎回、エンディングの「かたちあるもの」という柴咲コウさんの歌が流れだすと、心にグッと来るのです。

すっごくドラマの雰囲気と合っていて、最終回に向かうにつれて、だんだんウルっと来るのが曲の早い段階からになってしまった位、これもまた感動する曲なんです。

名場面や名台詞が、このドラマを見た沢山の人の中にあると思うのですが、「サクちゃん」と、亜紀が呼ぶ声が…、ただ名前を呼ぶだけの台詞なのに、私の中ではその台詞がとても心に残ってしまうのです。

世界の中心で、愛をさけぶ。言ってしまえば、切ないラブストーリーなのですが、心に悲しさももたらせはしますが、ここまで人を愛せる事って、そんな人と巡り合える事ってとても素敵な人生ですよね?という言葉で締めくくらせて頂きます。

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