新垣結衣主演のドラマ「空飛ぶ広報室」
テレビ局のディレクターである新垣結衣扮する稲葉リカはひょんなことから航空自衛隊の広報部の取材をすることになる。そこで怪我によりパイロットの道を立たれた空井と出会い、お互いに人間として成長していき、いつしか2人は愛し合うようになる。
お気に入りのシーンはたくさんあるのですが、私はガッキーファンなので、贔屓目に見てしまうのですが、ガッキーがはじめて自衛隊を訪れるシーンであまりにもガッキーがカッコ良すぎだと思いました。それに第1回の冒頭のシーンでディレクターとカメラマンともめるガッキーの演技が良かったですし、上司とガッキーのやりとりのシーンもお気に入りです。
有名なシーンはやはり”2秒下さい”ですね。 お仕事ものラブストの傑作であり、航空自衛隊を扱ったものなのに恋も仕事(テレビ局と自衛隊広報部)も上手く描ききったという点では数字以上の傑作であったと思いますし、その証拠にドラマのDVDはバカ売れで、相手役の綾野剛のブレイクのきっかけとなった作品でした。
結局、数字だけで世間一般には評価されてしまいますが、このドラマは本当に良くできたドラマで、”ドラマのTBS”の意地を感じました。このドラマの出来がいいために「さすが、ドラマのTBS」と視聴者が感心したためにその後の”半沢直樹”のメガヒットにつながっていると私は思っています。
新垣結衣主演の金曜ドラマ「スマイル」
フィリピン人と日本人のハーフのビト(マツジュン)はハーフ故に差別され苦しんで日本での生活をしていたが、偶然、しゃべれない美少女(新垣結衣)と出会い次第に人間の温かみに触れて行く・・・。
お気に入りのシーンはガッキーがビトにしゃべれないためにジェスチャーだけで意思の疎通をはかろうとして、ビトが理解したら笑顔で「そうそう」みたいな仕草をするシーンでした。有名なシーンは小栗とビトが出会うシーンで、小栗が「~のビートちゃんっ!」というシーンです。
花男の2人からは想像もできないシーンであり、そういう意味でも超有名なシーンです。 ガッキー、マツジュン、小栗という豪華なキャストは集めたのですが、フィリピンハーフ差別、日本人はフィリピン人を差別するというようなストーリーはいかがなものかと思いました。
しかしながら、しゃべる事のできないガッキーは天使でしたし(しゃべったら普通に可愛いだけだった(笑))、マツジュンもイケイケの道明寺とは違い演技がなかなかイケると思わせる出来でしたし、小栗旬も小栗が演じたキャラの中でもこのドラマの極悪非道のキャラが一番良かったですし、似合っていました。
主題歌の椎名林檎の”富”も後世に残る神曲でしたが、視聴率的には惨敗で作品の評価も低い、黒歴史扱いになってしまいましたが、私的には内容はともかく主要メンバーの3人の演技とキャラのハマり具合は他に類を見ない程に良かったと思いました。